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仏教書・歎異抄に関する本を出版 九州大谷短期大学の三明智彰学長


週刊経済2021年1月26日発行

10冊目の書籍

京都市に本部を置く学校法人真宗大谷学園が運営する九州大谷短期大学(筑後市)の三明智彰(みはる・としあき)学長は12月15日、仏教に関する書籍を出版した。
書籍名は『信心の書「歎異抄」講座 自己をみつめ、弥陀の本願に出遇う』。書籍は228ページ建て。内容は日本の鎌倉時代後期に執筆された仏教書・「歎異抄」の基礎知識や条文要約、浄土真宗の開祖・親鸞上人の紹介ほか、三明学長が選択した歎異抄の名言などで構成される。価格は2300円(税別)。発行は仏教書の出版社・大法輪閣(東京都)。三明学長は「親鸞に関する出版は10冊目。多くの方々に手に取ってもらいたい」と話している。
三明学長は青森県弘前市出身。1954年7月6日生まれの66歳。仏教系の大谷大学大学院文学研究科・真宗学専攻博士後期課程修了後、同大学の教授や愛知新城大谷大学教授と同大学社会福祉学部長、九州大谷短期大学副学長、現職を歴任する中、親鸞の研究に取り組んできた。趣味は酒を飲むこと。