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携帯端末活用のAR事業を開始  創美    シール・ラベルに付加価値


 シール・ステッカー・ラベル等特殊物印刷などの株式会社創美(大野城市御笠川4丁目、須藤英一郎社長)はこのほど、携帯端末を活用したAR(拡張現実)事業を開始した。
 主事業であるシール・ラベル印刷への付加価値を高める狙い。ARは、現実の知覚情報にスマートフォンやタブレットを通して拡張情報を付加するもの。登録マーカーにスマートフォンをかざし、文章や写真だけでは伝わりにくい説明を動画で解説できる。マーカーは本やシール、ラベルなどに登録可能。価格はマーカー登録料が1つ2000円、月間サーバー使用料が100MBで1万円から。1GBで2万5000円までの4種。現在はキャンペーン価格としてマーカー登録料が半額となっている。須藤社長は「QRコードの印刷やURL経由が不要で、マーカーを1つ登録すれば動画の変更も可能。専門学校の学校案内への授業風景動画の登録など、さまざまな案件が出てきている」と話している。
 同社は1973年11月設立、資本金1000万円、従業員数は10人。須藤社長は、佐賀県唐津市出身、1963年9月14日生まれの50歳、西南学院大学商学部卒。趣味はゴルフ、散歩。