NEWS

多機能券売機を発売 自動サービス


メーカーと共同開発で

自動券売機、両替機等販売の㈱自動サービス(粕屋郡新宮東2丁目、田中信治社長)は12月1日、POSメーカーの日本ポイントソフト㈱(神戸市、藤井利明社長)と共同開発した多機能券売機を発売した。共同開発は初。
同製品は、券売機にキャッシュレス対応機能などを加えたもの。従来製品は、1種類のキャッシュレス決済に対応可能なものが多かったが、今回の製品では、QRコード、クレジットカード、交通系ICカードなど複数手段で決済できる点が特長。製品名は「スマートセルフPOS会計機」。サイズは幅54センチメートル、高さ85センチメートル、奥行き18センチメートル。重量は約38㎏(オプションとスタンド無し)。売り上げデータをサーバーで一括管理するため、店主はスマートホンからリアルタイムで売り上げを確認できる。また、オプションで監視カメラを付けることで来客状況確認も可能。価格はQRコード、クレジットカード決済など対応のフルカスタムで約300万円。年間販売目標は20~30台。
田中社長は「2年前から温めてきた企画がやっと製品化した。当社にとって初の共同開発製品となるため、大変期待している」と話している。  同社は1984年9月設立。資本金1千万円。従業員数8人。

2020年12月29日発行