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7・2%減の162億1800万円   福岡市内4百貨店の11月売上高


コロナ第3波到来で

福岡市内4百貨店の11月売上高は、前年同月比7・2%減の162億1800万円で14カ月連続のマイナスとなった。

日本百貨店協会が12月22日に発表した「百貨店売上高」概況によると、商品別では食堂・喫茶が1億6200万円(27%減)で前年を下回った。また、衣料品が37億6900万円(23・7%減)、身のまわり品が36億3100万円(13・4%減)、食料品が38億1千万円(7・8%減)、雑貨が35億7800万円(1・9%減)、家庭用品が4億5800万円(5・4%増)。(金額は10万円以下を四捨五入)。

また、福岡を除く九州・沖縄の百貨店(13店舗)でも197億6800万円(15・2%減)で14カ月連続のマイナスとなった。商品別では食堂・喫茶が4億2100万円(18・7%減)、家庭用品が9億4500万円(8・9%減)、身のまわり品が21億7900万円(0・3%減)、衣料品が56億7100万円(19%減)、雑貨が31億4千万円(2・7%減)、食料品が70億900万円(20・5%減)だった。

全国の売上高は、月中旬からの新型コロナウイルス感染再拡大が影響し高齢層を中心に外出自粛機運が高まったことで売上、客数ともに大きなマイナス要因となり前年同月比14・3%減の4178億円と14カ月連続のマイナスだった。一方で、イエナカ需要・絆消費が高まっており歳暮、おせち、クリスマスケーキが好調に推移。年末年始商戦に向けては、事前予約やネット対応など各社独自の新施策を積極展開している。

表はこちらから。

2020年12月29発行