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売上高は38・8%減の98億2700万円   梅の花中間決算


休業や時短営業の影響受けて

湯葉・豆腐料理の和食レストランを展開する㈱梅の花(久留米市天神町、本多裕二社長)の2021年4月期中間期連結決算は、売上高が前年同期比38・8%減の98億2700万円、経常損失は16億8300万円(前年同期は5億4700万円の損失)となった。

新型コロナ感染拡大による休業や時短営業の影響を受け、大幅な減収となった。セグメント別では主力の外食事業が宴会需要の減少や外食への消費マインドの冷え込みもあり売上高43・7%減の55億4300万円と落ち込んだ。店舗数は外食事業が4店舗退店、テイクアウト事業が1店舗出店と9店舗退店したことから全体で307店舗となった。タイの関連会社への製品供給が開始したことや外販事業での販売先拡大が進んでいることなどから下期は一定の回復を見込むほか、配送・製造体制の見直しや集約化などで利益体質の改善を図っていく。通期は新型コロナの影響で算定が困難なことから業績予想を未定としている。

同社は1990年1月設立。資本金50億8200万円。従業員数761人。

2020年12月29発行