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10月に福岡市内に開発拠点開設へ  東京都のJストリーム    5人規模でスタート


 インターネット動画配信サービスの株式会社Jストリーム(東京都港区、石松俊雄社長)は、10月をめどに福岡市内に開発拠点を設ける。
 東京ではIT関連業界の過当競争で、採用が難しかったことから、福岡に拠点を設けることで現地での人材を発掘し、人材不足を解消する狙い。新拠点の名称は「Jストリーム 福岡ラボ」で、デジタルコンテンツを配信する際のネットワークやネット動画配信に付帯するセキュリティなど、自社サービスの開発業務を中心に、5人程度の規模からスタートする計画。拠点の場所は未定。開発系の拠点を本社外に設けることは初の取り組みで、同社広報IR課では「ほかの候補地の中でも街の大きさや、学生数などを考慮して福岡に決めた。開発が軌道に乗れば営業拠点としても考えていきたい」と話している。
 同社は1997年5月設立、資本金21億8237万円、売上高45億5200万円、従業員191人。