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結婚5年目を祝うプランを提供 ラック


平日の利用増図る

冠婚葬祭事業の㈱ラック(福岡市博多区東比恵3丁目、松井秀二社長)は来年1月、結婚5年目の夫婦を祝うプランを提供する。
稼働が少ない平日の利用増を図るもの。結婚25年目の銀婚式や50年目の金婚式があるように、5年目は「木婚式(もくこんしき)」と言われる。5の数字は、運営する結婚式場「RITZ5(リッツファイブ)」の5に関連付けた。プラン適用会場はRITZ5敷地内の1棟貸し切りバンケット「キャトーズフェブリエ」(同区美野島1丁目)。内容は和洋折衷のフルコース2人分、乾杯用のスパークリングワイン、ドレス1点、着付け、ヘアセット、スナップ写真5カット、会場や音響機材利用料などが含まれ、5万5千円(税込)。そのほか、オプションでタキシードやブーケ、参加人数の追加に対応する。利用時間は基本的に平日の午後4時以降だが、土日祝日も空きがあれば可能。平均一組単価は7万円を想定し、年間30組の利用を目指す。同社では「RITZ5内に託児所があるので、お子さまの一時預かりも可能。当施設で結婚式を挙げていない方、また、記念日として利用してもらえたら」と話している。
同社は1967年12月設立。資本金6575万円。2020年3月期売上高33億円。従業員295人。

2020年12月22発行