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工場の一部設備を入れ替え 山水製作所


老朽化に伴い

道路標識やサイン看板製造の㈱山水製作所(福岡市東区松島1丁目、山下茂社長)は12月1日、工場の一部設備を入れ替えた。
老朽化に伴い、「自動切断穴開装置」と「スポット溶接装置」を4600万円で購入した。自動切断穴開装置は標識の裏側に取り付ける補強材を指定の長さに自動切断し、接続箇所に穴開け加工するもの。短い長さの補強材で1時間に770本生産し、以前に比べ生産性は約3割向上した。一方、スポット溶接装置は標識板の裏側に補強材を溶接加工するもので、4台あるうちの1台を入れ替えた。山下社長は「工場内の床や壁も塗り直し、明るい雰囲気になった。老朽化した装置はまだあるので、順次入れ替えていきたい」と話している。
山下社長は福岡市東区箱崎出身。1961年12月24日生まれの58歳。九州産業大学付属九州高校卒。昨年4月社長に就任。趣味はゴルフ、ジム通い。
同社は1978年5月設立。資本金5千万円。従業員42人。2020年4月期売上高は11億5千万円。

2020年12月22発行