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中央区舞鶴に投資用の1棟売りマンション  福博コーポレーション


販売価格は12億2千万円

投資用マンションなどの開発を手掛ける㈱福博コーポレーション(福岡市中央区清川2丁目、本田時枝社長)は同区舞鶴1丁目に1棟売りのマンションを建設している。完成予定は2021年10月。
同社は福岡市内を中心に賃貸マンションやオフィスビルなど「ヴィラージュ」シリーズの企画・開発、投資家向けに1棟売りの販売を展開している。今回の物件名は「ヴィラージュ天神」。年間で5800万円(税抜)の賃料収入が見込めることから、投資家に12億2千万円(同)で販売する方針。
場所は長浜公園の西側。敷地面積は393㎡。計画では、建物は鉄筋コンクリート造の10階建てで延べ床面積が2066㎡。1階はエントランス、5台分の平置駐車場、2階から10階は居住フロアとなっている。総戸数は54戸で各階6室。間取りは1LDK(36戸)と1DK(18戸)。また、広さは26・64㎡から30・05㎡まで。外観には、エントランス周辺部に大判の山西黒御影石を利用するほか、バルコニー手すり(3階まで)にはデザイン貼りや手すり丸柱、本石貼りを採用する。一方で、室内は白を基調としたフローリングに加え、追い炊き機能付のユニットバス、システムキッチンなどを備える。エントランスホールでは大判タイルや大理石を採用するほか、照明器具・シャンデリアを利用することで豪華な空間づくりを演出するという。敷地内に自転車やバイクが38台収容できる駐輪場も設ける予定。
同社は2008年10月設立。資本金2千万円。従業員5人。決算期2月。現在は賃貸マンションなどを10棟販売中。

2020年12月15日発行