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九大病院内に院内初のロイヤルホスト  ロイヤルHD


高齢化に向け新たな展開

ロイヤルホールディングス㈱(福岡市博多区那珂3丁目、黒須康宏社長)傘下で、企業内給食施設、医療関連施設中心の飲食店を運営するロイヤルコンタクトサービス㈱(東京都世田谷区、阿部正孝社長)は11月8日、九州大学病院(同市東区馬出3丁目)内にロイヤルホストを出店した。
店名は「ロイヤルホスト九州大学病院店」。病院内への出店は今回が初めてで、今後進む高齢化に向けた新たな展開に弾みをつける。
場所は北棟1階で、店舗面積は約430㎡、客席数は118席。ロイヤルホストの通常メニューの約60%を提供するほか、海鮮ちゃんぽん、ごぼう天うろん(うどん)などの限定メニューも販売する。店内は木目調の濃茶色と明るい天井に加え、椅子もグリーン、赤、キャメルを混ぜてアクセントをつけるなど温かく落ち着いた雰囲気で、テーブル間隔も広く取り、直線を意識した席の配置にすることで、車いすや点滴スタンドを付けた患者のスムーズな動線を確保している。
同社では「一部メニューはテイクアウトや構内デリバリーにも対応している。利用される方々のくつろぎと豊かな時間を提供できるよう努めたい」としている。

2020年12月8日発行