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米アクティフィオ社と一次代理店契約  ピー・ビーシステムズ


システムの復元力をサポート

企業向け基幹システムクラウド化など展開する㈱ピー・ビーシステムズ(福岡市博多区東比恵3丁目、冨田和久社長)は11月4日、米国のActifio社(=アクティフィオ、米国マサチューセッツ州)と一次代理店契約を締結した。
同社では主力のセキュアクラウドシステム事業で「必須のレジリエンス」という新コンセプトを打ち出し、システム障害やITインフラ停止などに備えて障害復旧力強化やシステムの強靭(じん)化を推進している。アクティフィオ社の製品はさまざまなコンピューターシステムから復元可能なコピーを取得するなど自然災害や故障、サイバー攻撃といった事態に陥った際も障害発生前に復元、稼働再開する復元力(レジリエンス)をサポートできることから、ピー・ビーシステムズのソリューションに組み込んで、中小企業や自治体向けに拡販していく。同社は「デジタル化が進み、システムが停止すると業務や社会インフラに影響が生じる。万が一停止しても速やかに復元できるシステムを構成することで事業の強靭化につながると考えている」と話している。
同社は1997年設立。資本金2億3765万円。2020年9月期の売上高は22億8100万円。従業員数49人。

2020年12月8日発行