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合併し「ドコモCS九州」に  NTTドコモの子会社3社    従業員2800人に


 株式会社NTTドコモの九州エリアでの機能分担子会社、ドコモエンジニアリング九州株式会社(福岡市中央区渡辺通2丁目、坪井了社長)とドコモサービス九州株式会社(同市博多区住吉4丁目、井関誠社長)、ドコモアイ九州株式会社(同区博多駅南4丁目、山下兼市社長)は、7月1日付で合併し株式会社ドコモCS九州となった。社長は山本和則NTTドコモ執行役員九州支社長が兼任する。
 これまでNTTドコモでは、サービス基盤であるコールセンターや代理店支援業務、法人営業、通信ネットワークの建設や保守業務を担う機能分担子会社を全国各エリアで25社展開してきたが、より地域密着の体制にするとともに12社に集約化することで顧客ニーズへの的確かつ迅速な対応を目指す。ドコモCS九州は資本金3000万円(全額NTTドコモ出資)、本社は同市中央区渡辺通2丁目の西鉄薬院駅ビル5階に置いた。業務内容は合併3社の業務を集約化。さらに、これまでNTTドコモ九州支社の管轄下にあった九州各県の支店をドコモCS九州に移管した。従業員数は約2800人。
 山本社長は広島県福山市出身、1958(昭和33)年4月6日生まれの56歳。同志社大学法学部卒。81年に日本電信電話公社(現NTT)入社。98年NTT移動通信網(現ドコモ)に転籍、2001年NTTドコモ中国・営業部長、04年NTTドコモ営業部長、07年千葉支店長、09年販売部長、10年執行役員販売部長。昨年6月から執行役員九州支社長。趣味はラーメン、スウィーツの食べ歩き。社長就任に伴い「意思決定の迅速化、業務運営の効率化、営業力の強化を図り、これまで以上にお客さまに満足いただけるサービスを提供していく」と抱負を述べた。
 なお、新会社の役員は次の通り。
 ▼社長 山本和則▼常務 井関誠、原田孝一▼取締役 山下兼市、木原達朗、首藤雄二、児玉信行、三浦和雄▼監査役 三浦和雄