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ベトナムに化粧品販売店 三省製薬


海外初出店

化粧品成分開発メーカーの三省製薬㈱(大野城市大池2丁目、陣内宏行社長)は10月2日、ベトナムのハノイにオリジナル化粧品ブランド「デルメッド」の販売店をオープンした。海外初出店。
化粧品市場が拡大している東南アジアや中東地域で、パートナー企業の開拓や連携を通して海外展開を進める一環。販売代理店契約を結ぶベトナムのMedical Global Beauty Joint Stock Company(ハノイ市、Do Thi Ngoc Hoa代表)が運営する。化粧水、乳液状美容液、化粧下地、フェイス用・スポット用美白クリームなどを販売する。店内は商品を体験できるほか、肌に関する悩み相談を受け付ける。床面積はワンフロア40㎡で6階まで入居し、日本語対応が可能なスタッフが常駐する。
同社では「市場の有望性とベトナム女性のスキンケアへの関心の高さ、親日的な国民性であることから実店舗展開に至った」と話している。
陣内社長は大牟田市出身、1965年8月29日生まれの55歳、同志社大学文学部卒。趣味はテニス。同社は1960年3月創業。62年3月設立。資本金8767万円。売上高は27億5044万円(2020年3月期)。従業員140人(パート含む)。

2020年12月1日発行