経産省「はばたく中小規模事業者」に 　東和コーポレーション

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業界初商品などが評価

産業用ゴム手袋の㈱東和コーポレーション（久留米市津福、渡辺聡社長）は１１月１２日、経済産業省・中小企業庁の２０２０年度「はばたく中小企業・小規模事業者３００社」に選出された。
日本商工会議所などあらゆる機関、団体から収集した中小企業を外部有識者が「需要獲得」、「生産性向上」、「担い手確保」の３項目で評価したもの。事業者の取組事例の情報発信を通じて、革新的な製品開発、サービス創造や国際競争力の強化など後進育成が目的。２０２０年版は３６７ページ建てで地域、評価項目ごとに各社１ページで事例を紹介。県内では１７社が選出されている。同社は「需要獲得」の分野で、５０年以上のロングセラーとなる作業用手袋、業界初のロボット用作業用手袋など時代ニーズに応じた製造開発、中国やマレーシアなどに生産拠点をもった海外展開、１０～６０歳代の幅広い人材起用と外国人採用が評価、収録されている。同社では「社会的認知度により、労働者のモチベーション向上、育成につなげていきたい」と話している。
同社は１９４７年創業、資本金５５００万円、従業員１７０人、売上高５９億円（２０１９年１２月期）。

2020年11月24日発行