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アスリートの遺伝子解析プロジェクトを開始 DNAFACTOR


スポーツ教育に活用

遺伝子検査事業の㈱DNAFACTOR(福岡市中央区大名2丁目、多根和宏社長)は11月1日、トップアスリートの遺伝子解析プロジェクトを開始した。
同社はこれまで、個人に合った学習や運動方法向上のため、子ども向けにDNA検査事業を展開。同事業の経験を生かし、アスリート向け商品の開発、販売やロードレースの蠣崎優仁選手などプロ選手と契約するグループ会社㈱アルプロン(島根県)と協業でプロジェクトを開始。アスリートの遺伝子をデータ解析することで得られる情報をスポーツ教育に生かす。今後は、解析データから個人や競技に合う練習方法を提案していく。多根社長は「同事業が広まることで、日本のトップアスリート人口増加を目指したい」と話している。
多根社長は1977年2月6日生まれの43歳。島根県雲南市出身。金沢大学大学院自然科学研究科修了。趣味はゴルフ。同社は、2015年5月設立。資本金は500万円。売上高は5千500万円(20年3月期)。従業員数は9人。

2020年11月24日発行