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介護分野のテクノロジー活用推進目指し協会設立  ウェルモ


団体名は「日本ケアテック協会」

介護事業者向けシステム開発などの㈱ウェルモ(福岡市中央区天神4丁目、鹿野佑介社長)は11月11日、介護分野におけるテクノロジーの活用推進を目指した協会を設立した。
団体名は「一般社団法人日本ケアテック協会」。代表理事には発起人の鹿野社長が就任した。所在地はウェルモの東京オフィス(東京都千代田区内幸町)内。同会では優良なケアテック(※)製品やサービスを認証する「ケアテック認証制度(仮称)」や、IT活用の優れた介護事業者や介護従事者を表彰する「ケアテックアワード(同)」の実施のほか、ケアテック事業の実証実験の場の提供、提言活動に取り組む。専務理事兼事務局長には竹下康平㈱ビーブリッド社長、常務理事には森剛士㈱ポラリス社長が就いた。同社では「ICTやAIなどの先端技術を通じて介護や福祉分野の社会課題解決を目指してきたが、良いサービス、良い製品を作るだけではなく、業界全体をアップデートしていく必要性を感じていた」と話している。
同社は2013年4月設立。資本金15億900万円(資本準備金含む)、従業員146人。
※「ケア」と「テクノロジー」を合わせた造語

2020年11月24日発行