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博多国際展示場の全会場の予約受け付けを開始 西日本鉄道


新型コロナ感染防止策も公表

西日本鉄道㈱(福岡市博多区博多駅前3丁目、倉富純男社長)は、来年4月1日に開業する西日本最大の民設コンベンション施設「博多国際展示場&カンファレンスセンター」(同区東光2丁目)の全ての会場の予約受け付けを10月1日から開始した。
同施設はホールと会議室の合計面積が民設としては中部、近畿、中国、九州・沖縄地方で最大。博多駅と福岡空港に近く立地に優れており、市内有数の広さとなる約3千㎡のホール2室と40㎡から最大200㎡までの16の会議室を備え、大規模な展示会や学術会議、セミナーなど、大小、多種多様な催事に対応している。同社ではこれまで予約受付していた大規模催事に加え、小規模催事を含む全ての会場の予約受け付けを開始。また、withコロナ時代に対応したコンベンション施設を目指し実施するさまざまな感染防止策を公表した。
感染防止策では、エスカレーターの手摺に新型コロナウイルスの99%を不活性化させる紫外線照射型除菌器を西日本で初導入する。約3千㎡のメインホールは、30分以内で全ての空気を入れ替える換気能力を備えるほか、ソーシャルディスタンスを踏まえた適正な会場の広さに分割して利用できる。また、全ての会場に通信環境を整備し、リアルな会議運営とその配信(ライブ・収録後)を組み合わせたハイブリッド型のコンベンション開催にも対応可能にした。このほか、飛沫防止パーテーションや非接触型体温計の貸し出しなど、非接触・三密回避のための感染防止対策を徹底する。
なお、同施設の専用ホームページで予約方法や料金などの詳細を掲載しているほか、施設内紹介CG動画を公開。予約をはじめ、ソーシャルディスタンスの定員・基本レイアウト席数などの問い合わせは、運営を委託する㈱コンベンションリンケージ福岡支社内準備室が対応する。

2020年11月24日発行