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売上高は0・8%減の48億6300万円 昭和鉄工中間決算


銅板製ボイラーや空気清浄機低調で

熱源、空調機器メーカーの昭和鉄工㈱(糟屋郡宇美町宇美、日野宏昭社長)の2021年3月期中間連結決算は、売上高が前年同期比0・8%減の48億6300万円、経常損益が3億4400万円赤字(前年同期は2億7千万円赤
字)で減収赤字だった。
サーモデバイス機器の熱処理炉や鋳物品、高欄の受注が好調だった一方で、銅板製ボイラー・ヒーターや空気清浄機が低調だった。またサービスエンジニアリング事業の設備工事は前年を上回ったが、取替工事や保守契約は低調。通期では売上高が前期比1・3%増の122億円、経常利益は53・7%減の1億8千万円の増収減益を見込んでいる。同社では「2022年を最終年度とする中期経営計画を策定しており、売上140億円以上、営業利益率5%以上を目指す」と話している。

2020年11月24日発行