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「コメダ珈琲店」の熊本1号店オープン  アペックス    8月には久留米にも出店予定


 レンタルビデオ店などを多店舗展開する株式会社アペックス(久留米市小頭町4丁目、梶原龍太社長)は7月15日、熊本市東区桜木に愛知発の喫茶店チェーン「コメダ珈琲店」の熊本1号店を開業した。
 主力のレンタルビデオ事業や飲食業に次ぐ新たな柱として、同社がFC店として初出店したもの。店名は「珈琲所 コメダ珈琲店 熊本桜木店」。場所は国道57号の桜木6丁目交差点南側で、グループが経営するラーメン店「龍の家 益城インター店」のはす向かい。敷地面積は1800平方m、店舗面積は約230平方m、席数は110席。従業員は正社員6人のほか、パート・アルバイト46人を新規採用。店長には坂本泰輝ビデオアメリカ合川店店長が就任した。営業時間は午前7時から午後11時まで。初年度は1億2000万円の売り上げを目指す。
 同社では8月に久留米市内に2号店目となる「久留米合川店」の出店も決定しており、今後コメダ珈琲店のFC事業を強化し、新たな収益基盤の確立を図る。梶原社長は「今回のFC加盟は(2013年7月に逝去した)父である先代が意欲的に準備を進めていた新事業だった。その意思を引き継ぐためにも、まずは1号店を軌道に乗せ今後の展開に弾みを付けたい」と話している。
 同社は1984年創業、89年1月設立、資本金は8500万円、売上高は21億9400万円(13年10月期)、従業員数は42人。

 生ラーメン入りお中元専用ギフトを販売

 またグループ企業でラーメン店「龍の家」を展開する株式会社アペックスフーズ(同所、同社長)は、生ラーメンを詰め合わせた「お中元セット」を8月15日までの期間限定で販売している。
 お中元需要の取り込みで、お土産ラーメンを中心とした物販部門の強化を図る。「お中元セット」は、龍の家の人気メニューである「こく味」2食、「純味」2食、「餃子」20個をオリジナルボックスに入れて販売。価格は送料・税込みで3500円、自社ウェブサイト上に開設しているオンラインショップで販売している。