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石炭価格下落で売上10%減の292億円 三井松島産業中間期


取得子会社の利益確保で増益

石炭生産販売、生活関連事業の三井松島ホールディングス㈱(福岡市中央区大手門1丁目、吉岡泰士社長)の2022年3月期中間決算は、売上高が前年同期比%10・0減の292億4800万円、経常利益が24・9%増の18億8100万円で減収増益だった。
石炭価格の下落や宿泊施設運営子会社・㈱エムアンドエムサービスの売却などで減収となったが、期中に子会社化したペット関連事業・㈱ケイエムテイや水晶デバイス用計測器メーカー・三生電子㈱の利益が確保でき増益となった。通期では売上高が前期比18・2%減の545億円、経常利益が56・6%減の13億円を見込んでいる。同社では「コロナ禍により衣類品分野の販売減に響いた」と話している。

2020年11月17日発行