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大分大学とクロスアポイントメント制度で協定 第一交通産業


地域交通振興を推進

第一交通産業㈱(北九州市小倉北区馬借2丁目、田中亮一郎社長)は10月1日、地域交通振興の推進を目的に国立大学法人・大分大学とクロスアポイントメント制度に関する協定を結んだ。
期間は10月1日から来年3月31日までで、同大経済学部の大井尚司教授が大学教授としての活動のほか、大分市弁天1丁目の同社のグループ企業・大分第一交通㈱にデスクを配置。大学側80%、企業側20%の割合で地域交通振興に関する業務を進める。人件費・行動費については、それぞれの割合に応じて負担。大井教授の専門は、交通論(交通経済学・交通政策)観光、公益事業論、公企業論で、大分第一交通では特命担当次長として従事する。
同制度は、大学教員・研究者などが複数の大学や公的研究機関、民間企業などの間でそれぞれと雇用契約を締結。一定のエフォート管理のもとで、それぞれの機関での役割に応じて研究・教育に従事することを可能とする制度。なお、両者は、2019年18日に包括連携協定を締結している。

2020年11月10日発行