障害者福祉施設と連携した人材育成事業に注力　ふくしごと

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年間３０回開催を目標

障害者福祉施設の調査、コンサルティングなどの㈱ふくしごと（福岡市博多区千代１丁目、橋爪大輔社長）は、障害者福祉施設と連携した人材育成事業に注力する。
同社では、障害者福祉施設で企業の人材育成をサポートする「ふくーる」を展開。障害者がある人の活躍の場を増やし、企業のサービス向上を図るもので、年間３０回の開催を目指している。同サービスは福岡県の「福岡県障がいを理由とする差別の解消及び合理的配慮推進のための体験・交流事業」に採択され、補助金を活用し、無料で参加可能。１０月２９日には、２０２０年冬オープン予定のイオン原店の従業員に対し、障がいがある人とショッピングセンターを歩き、障壁などに気づくことで実戦に生かす研修を開催した。橋爪社長は「公共空間のバリアなど障害者を取り巻く環境を知ってもらうために、開催を続けたい」と話している。

2020年11月3日発行