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国際移住機関に作業用手袋約9万双寄贈 東和コーポレーション


バングラデシュに

産業用ゴム手袋の㈱東和コーポレーション(久留米市津福、渡辺聡社長)は9月15日、作業用手袋約9万双を国際移住機関に寄贈した。
国際移住機関(IOM)は、世界的な人の移動(移住)問題を専門に扱う国際機関で日本を含む160カ国以上が加盟し、100カ国以上に事務所をもつ。本部はスイス、ジュネーヴ。東和は、バングラデシュに設置されている、ミャンマーからの「ロヒンギャ」難民キャンプを支援する機関に作業用手袋8万9640双を贈った。同社は農林水産業、各種製造業、運送業など事業現場から家庭まで幅広い領域で手袋を生産。2015年、バングラデシュ西部パブナ県のイシュワルディ輸出加工区(EPZ)に工場を開設し、現地社員がIOMのスタッフと出会ったことをきっかけにキャンプ内で使用する作業用手袋が不足していることを知り、現地政府機関へ支援を申し出て寄贈が実現した。同社では「今後も「手」の分野から、安全性、作業効率。あらゆる面で支援していく」と話している。

2020年11月3日発行