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住宅基礎、外観工事を想定したミニショベル発売 ヤンマー建機


年間100台の販売目指す

建設機械メーカーのヤンマー建機㈱(筑後市熊野、奥山博史社長)は10月16日、ミニショベルを発売した。
製品名は「ViO12-2A」。住宅基礎や外観工事などでの活用を想定しており、より深く掘削できるようアーム部分を補強材で強化したほか、標準より15㎝長い179㎝に設計。また、シリーズ初のサイドレバーも採用し、操縦士の空間にゆとりを持たせることで安全性を確保した。価格は262万3千円(税抜)で、国内外で年間100台の販売を目指す。ヤンマーグループ広報の古本舞唯さんは「安全に作業できる建設機械の提供を通じて、住宅建設やインフラ整備など街づくりに貢献していきたい」と話している。
ヤンマー建機はヤンマーグループの100%出資子会社。2004年7月設立。資本金9千万円。従業員884人。20年3月期連結売上高は1193億円。

2020年11月3日発行