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売上高50・2%増の66億7300万円 下関市のエストラスト中間期


経常益は1億2千万円で黒字転換

山口、福岡を中心に分譲マンションの企画・販売を手掛ける㈱エストラスト(山口県下関市、松川徹社長)の2021年2月期連結中間決算は、売上高が前年同期比50・2%増の66億7300万円で増収、経常利益が1億2千万円(前年同期は経常損失1億4200万円)で黒字転換した。
主力の不動産分譲事業で、分譲マンションが185戸(前年同期比76戸増)の引渡が完了、分譲戸建も25戸(同3戸増)だった。また、不動産管理で管理戸数が前年同期比550戸増の4562戸になり大幅増収。利益面では支払手数料などの販売費が増加したものの、増収効果で吸収し黒字化した。営業利益は1億8400万円(前年同期は営業損失5千万円)、純利益は8千万円(前年同期は純損失1億円)。通期予想に修正はなく、売上高が前期比10・9%増の168億9千万円、営業利益が同38・8%増の10億円、経常利益が同56・6%増の8億8千万円、当期純利益が同55・5%増の6億円で増収増益を見込んでいる。
同社は1999年1月設立。資本金7億3603万円。2005年3月に福岡支店(福岡市博多区博多駅前4丁目)を開設。12年11月東証マザーズ上場、14年8月東証一部に市場変更(17年11月から福証との重複上場)。

2020年11月3日発行