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上期経常益は前年比35%増の5億円 丸東産業


通期でも増収増益見込む

包装資材製造の丸東産業㈱(小郡市干潟、尾﨑太郎社長)の21年2月期第2四半期連結決算は、売上高が前年同期比1・6%増の82億7400万円、経常利益が35・6%増の5億600万円の増収増益だった。
袋を開封した時に段差ができて開けやすい「掴めるくん」などの商品を改良し、付加価値が高い製品を拡販。新規開拓先が広がったことが奏功し増収となった。利益面では増収に加え、原材料価格や物流費の上昇を吸収するため、生産効率の向上や製造方法の改善などに取り組んだことで増益につながった。半期の純利益は58・8%増の3億6600万円。
通期では、売上高が前年同期比1・2%増の168億5千万円、経常利益は同4・2%増の8億6千万円、当期純利益は5・9%増の5億7千万円で増収増益を見込んでいる。

2020年11月3日発行