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「アシタネプロジェクト」設立 国連ハビタット福岡本部


ティーアンドエスとMOU締結

国連人間居住計画アジア太平洋事務所(以下国連ハビタット福岡本部、福岡市中央区天神1丁目、是澤優本部長)は10月15日、ITコンサルティングなどの㈱ティーアンドエス(東京都渋谷区、稲葉繁樹社長)とMOU(基本合意書)を締結し、共同で発展途上国の地域課題に対して日本の企業の技術を活用し解決につなげる「アシタネプロジェクト」を立ち上げた。
同機関がアジア太平洋地域での安全な水の普及に取り組む「いのちの水プロジェクト」の一環。企業や機関とパートナシップと組みながら事業企画やシステム開発、クリエイティブ制作、ブランディングなどを手掛けてきた実績があるティーアンドエスの経験を用いることで、さらなるプロジェクトの活性化を図る。
今後は賛同企業を募り、国連ハビタット福岡本部が管轄する42カ国の地域課題に対し日本の技術を活用して改善・解決に取り組むほか、各地域の文化の発信やイベントなどを通して消費者の参加も促していく。第一弾として、ネパールが抱える水や都市農業の課題解決、衣・食・風景をはじめとした文化の発信に向けた賛同企業を募るという。

2020年10月27日発行