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今期売上高は1・7%増の62億円見込む プラッツ


経常利益は5・4%増の7億円の予想

介護用ベッド、ベッド周辺機器メーカーの㈱プラッツ(大野城市仲畑2丁目、城雅宏社長)は10月8日、2021年6月期の連結業績予想を発表した。売上高は前期比1・7%増の62億円、経常利益は同5・4%増の7億円で増収増益を見込む。
8月の決算発表時は、新型コロナウイルス感染症の影響で算定が困難であることから未定としていたが、営業活動の制限が徐々に緩和され、現時点では一部で活動の制限が残るものの、宣言以前の状況に近いレベルでの営業活動を展開していることから公表した。想定為替レートを1ドル=106円としたほか、訴訟損失引当金繰入額4億9100万円を反映している。営業利益は同18・1%増の6億6千万円、当期純利益は同70・4%減の1億5千万円を見込んでいる。同じく未定としていた配当については、上期配当を見送り、下期配当は20円を実施する方針とした。年間配当は前期比20円減となる。

2020年10月27日発行