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中間期売上高は29・9%減の232億5600万円  井筒屋


通期では7億円の赤字見込み

百貨店の㈱井筒屋(北九州市小倉北区船場町、影山英雄社長)の2021年2月期中間期決算は、売上高は前年同期比29・9%減の232億5600万円、経常損失が4億5700万円(前期は5億100万円の黒字)の赤字となった。未定としていた通期の連結業績予測を10月12日に発表し、売上高は同24・4%減の500億円、経常損失は7億円の赤字を見込んでいるという。
新型コロナウイルス感染拡大に伴い緊急事態宣言後、4月9日から5月15日まで本店、黒崎店の商品売場を除き臨時休業したことや、宣言解除後も外出自粛や営業時間の短縮、消費者行動に慎重さが見られたこともあり売り上げの変動幅が大きく推移したという。  それでも、「特別定額給付金が支給されたことで高額商品が伸長、在宅時間が延びたことでリビング用品や家電など家中需要関連商品は伸びた」とコメント。売り上げや入店客数は前年実績を下回る水準だが、直近では回復の兆しを見せているという。

2020年10月20日発行