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「ふれあいの家南筑後」今年度末で廃止  福岡県


施設老朽化など理由に

福岡県は10月6日、地域の歴史を学ぶ体験宿泊施設「ふれいあいの家南筑後」(八女市山内)を今年度いっぱいで廃止することを決めた。
八女丘陵地帯の東部に立地する同施設は、奥八女の歴史と自然を学ぶための学習施設として県が運営してきた。茅葺屋根の古民家風の外観を特徴に、多目的ホールや研修室などを備え、地域の林間学校などの青少年教育で活用されてきた。このたび、築約30年が経過して老朽化が目立ってきたことなどを理由に行革大綱に基づき廃止を決定。新型コロナの影響で一時、運営を休止していたが、現在は宿泊も含め再開しており、来年3月31日まで運営を継続する。

2020年10月13日発行