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人工羽毛を使用した掛布団を販売  タンスのゲン


新開発のテクノエアロダウンを使用

家具や寝具、インテリア用品などのインターネット通販事業を手掛けるタンスのゲン㈱(大川市大字下林、橋爪福寿社長)は9月3日、人工羽毛を使用した掛布団の販売を開始した。
名称は「新開発テクノエアロダウン 人工羽毛布団」。羽毛は獣毛特有の匂いに苦手意識を持つ人もいるが、新たに開発した人工羽毛「テクノエアロダウン」を使用することで、獣臭を抑えた。また、合成繊維で天然羽毛の構造を再現し、保温性やフィット性、吸湿発散性、軽さなど羽毛の特徴も備える。種類はシングルロング、セミダブルロング、ダブルロング、クイーンロングの4サイズと通常・増量タイプの2タイプ。価格は9980円(税込、シングルロングサイズ・通常タイプ)から。販売は自社ECサイト、系列ネットショップ。同社は「主力商品の1つが羽毛布団。2012年から取り扱いを開始した国産の羽毛布団は150種類以上、これまで65万枚を売り上げている。テクノエアロダウンを使用した人工羽毛布団は天然の羽毛並みの軽さと、フィット感を実現。保温性を試験した結果、羽毛布団(ダック85%)と同等以上の保温性があることも証明された」としている。
同社は1964年1月設立。資本金5千万円。売上高175億円(2020年4月期)。従業員110人。

2020年10月13日発行