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経常益27・6%増の3・2億円  コーセーアールイー中間決算


売上高は8・8%減の38億円

東証1部上場でマンション開発、販売の㈱コーセーアールイー(福岡市中央区赤坂1丁目、諸藤敏一社長)の2021年1月中間期連結決算は、売上高が前年同期比8・8%減の38億4723万円、経常利益が27・6%増の3億2191万円の減収増益だった。
前年の商業用施設用地売却の反動や、コロナ禍でのモデルルーム閉鎖による来場者の制限実施などが影響し、減収。収益面は、販売費など経費を抑えたことが増益につながった。
事業別に見ると、ファミリーマンション販売事業は、売上高が21・2%増の14億2844万円、部門営業損失は2262万円(前期は7686万円の赤字)だった。資産運用型マンション販売事業は、前年同期32戸増の136戸を引き渡し、売上高が9・9%増の20億7498万円、部門営業利益が92・2%増の3億7319万円。不動産賃貸管理事業は、入退去の減少に伴う収入減で、売上高が0・3%減の2億1688万円、部門営業利益は17・5%減の7004万円。ビルメンテナンス事業は、売上高が5・9%増の1億159万円、部門営業利益は14・8%減の895万円。不動産売買の仲介業などそのほかの事業は、前期に熊本市内の商業施設用地を売却した反動で、売上高が97%減の2533万円、部門営業利益が88・2%減の2021万円だった。
通期連結は売上高が2・7%増の93億円、経常利益が1・3%増の6億5200万円を見込んでいる。

2020年9月23日発行