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売上高は約2・2倍の20億9900万円  グッドライフカンパニー中間期


通期は12期連続増収見込む

投資用賃貸マンション企画開発・販売・運営の㈱グッドライフカンパニー(福岡市博多区博多駅前2丁目、高村隼人社長)の2020年12月期連結中間決算は、売上高が前年同期比約2・2倍の20億9900万円、経常利益は同84・0%減の2200万円で増収減益だった。
建築工事の内製化を図り19年4月に設立した子会社「㈱グッドライフ建設」が8件受注した結果大幅増収となったが、オーナーの利回りを優先し自社の利益率を引き下げたほか、人件費など販売管理費の増加で減益となった。部門別売上高は投資用物件の開発・運用などの「アセットマネジメント事業」が前年同期比約3・3倍の18億3700万円。不動産管理などの「プロパティマネジメント事業」は、緊急事態宣言の発令に伴い賃貸店舗の来場者数が減少したものの、コールセンターの導入などで業務効率化やコスト削減を進め同11・7%増の2億5700万円だった。
通期業績予想の修正はなく、売上高は前期比約1・9倍の87億5359万円、経常利益は同約1・05倍の6億円を見込む。同社では「第3四半期から第4四半期にかけて入ってくる土地の契約でマイナス部分をカバーしていく」と話している。
同社は2008年6月に熊本市で設立。資本金3億2322万円、従業員85人。2014年に福岡支社を開設し、17年12月に本社に格上げした。18年12月に東証ジャスダック上場。

2020年9月8日発行