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南区市崎に特別養護老人ホーム  東京の社会福祉法人七日会


福岡県内初

社会福祉法人七日会(東京都青梅市今井2丁目、森谷修三理事長)は、福岡市南区市崎1丁目に特別養護老人ホームを建設する。今年11月着工で、完成は21年12月末予定。施設は22年4月のオープンを予定している。
場所は「寺沢病院」隣で、施設名は「市崎の杜(仮称)」。同法人は東京都と宮城県を中心に展開しており、特別養護老人ホームとしては全国9施設目、福岡県内では初となる。総事業費は運転資金も含み約19億円。建物は、鉄筋コンクリート造4階建てで敷地面積は3259㎡、建築面積は1900㎡、延べ床面積は5500㎡。1階は地域交流スペースや保育園、2階と3階には特別養護老人ホーム利用者用居室や共同生活室、4階にはショートステイ利用者向け居室や共同生活室、屋上テラスなどがある。1室あたりの専有面積は16.95㎡。対象者は特別養護老人ホームが要介護3以上、ショートステイが要支援1以上。入所定員は特別養護老人ホームが80人。ショートステイが20人。スタッフは常勤が62人、非常勤が27人。その他、睡眠状態を把握するシステム導入など、ICTやロボットを活用し運営していく計画がある。
森谷理事長は「今回の開設は隣接地に病院があったことと、町内会から協力を得られたことが大きかった。利用者や家族から選ばれる施設になりたい」と話している。  七日会は1996年3月設立。職員は常勤が440人、非常勤346人。

2020年9月1日発行