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紫外線による空気除菌清浄機  ダックス


価格は14万5千円

戸建て住宅、浄水器販売、ソーラー事業などを手掛ける㈱ダックス(福岡市中央区長浜1丁目、石原紀幸社長)は7月1日、紫外線による空気除菌清浄機の販売を開始した。
名称は空気循環式紫外線清浄機「AIRLIA(エアーリア)コンパクト」。新型コロナウイルスの感染対策における室内のウイルス抑制需要を取り込むため、岩崎電気㈱(東京都)が製造する「エアーリア」正規販売店契約を結んだ。紫外線(UV‐C)ランプで、浮遊する菌やウイルスを除去しながら、清潔な空気を送り出す仕組み。UV‐Cといわれる強力な紫外線が細菌やウイルスの細胞を司る核酸(DNAやRNA)に直接作用し、不活性化させるという。サイズは幅250㎜、奥行き156㎜、高さ806㎜。価格は14万5千円(税抜)。対象は飲食店やオフィス、病院、介護施設など。1台当たり60分で処理可能な空間容積は66㎥(天井高2・5m・約16畳)。設置工事は不要で、100Vコンセントに接続し使用する。ランプは約1年間(8千時間)利用可能。交換ランプは2500円(税抜)。石原社長は「ウイルス除菌に特化した機器で、あらゆる細菌に作用する。紫外線ランプは内蔵されているため、目や皮膚に当たることがない設計。自社戸建て住宅ブランド向けにも提供していきたい」と話している。
同社は1995年2月設立。資本金1億円。売上高32億円(20年1月期)。

2020年8月11日発行