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6月期売上高は6・9%増の5億5100万円  太平環境科学センター    土壌調査業務が伸び


 水質、土壌などの分析、測定業務を手掛ける株式会社太平環境科学センター(福岡市博多区金の隈2丁目、坂本雅俊社長)の2014年6月期決算は、売上高が前期比6・9%増の5億5102万円、経常利益が同2・5%増の3909万円で、2期連続の増収増益となった。
 一般分析分野において、土地開発などに伴う土壌汚染調査業務の検査・分析業務の受託数が伸びたことで増収。また利益面では、増収基調に加え、自社開発の自動分析装置の活用による業務効率化とコスト削減を推進したことで増益となった。坂本社長は「景気回復で、マンション開発や不動産取引きに絡む土壌調査のニーズの高まりが目立った。今後もこの状況が続くとは限らないが、分析業務の精度、スピードを高めさらなる受注拡大につなげたい」と話している。
 同社は1973年7月設立、資本金は4000万円、従業員数は65人。坂本社長は久留米市出身、1957年8月30日生まれの57歳、久留米工業高等専門学校卒、趣味は山登り、読書。