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新型コロナ対策のモデル店発信プロジェクト  西日本新聞社


第一弾は飲食店、賛同店舗募集

㈱西日本新聞社(福岡市中央区天神1丁目、柴田建哉社長)は6月12日「ふくおかニューノーマル」プロジェクトをスタートした。
新型コロナウイルス対策として、政府の専門家会議が「新しい生活様式」を示すなど日常の中での取り組みが求められる中で、地域の企業や団体、個人の対策を支援する。第一弾は飲食店の「イートイン」をテーマに、福岡市内の飲食業者などで構成するコミュニティ「フードハッカソンジャパン」と県内の飲食店有志が策定した「飲食店イートイン安全ガイドライン福岡」をもとに、店舗側・利用側の対策ガイドラインを提示。対策に賛同しガイドラインに則した取り組みを実施している店舗の情報を、「対策宣言の店」として特設サイトや同社媒体で発信する。現在、賛同店舗は160店舗で、同サイトから登録できる。
同社メディアプランニング部では「新型コロナの影響でテイクアウト販売を始めた店舗も多いが、気温の上がる夏場はイートインの需要が高まるとみている。店舗側と利用者側の間に立って、安心して楽しめる環境づくりを支援したい。今後は飲食店以外にも、旅行やスポーツ、ショッピングなどさまざまな分野に活動を広げる予定」と話している。

2020年7月21日発行