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本社工場南側に新工場を建設  オーケー食品工業


完成は来夏

業務用味付け油あげ製造販売のオーケー食品工業㈱(朝倉市小田、大重年勝社長)は、本社工場南側に新工場を建設している。完成は来年夏の予定。
生産体制の増強と効率化を図る目的。場所は本社工場と県道殖本入地甘木線を隔てた南側で敷地面積は約2万3千㎡。5月20日に着工しており、現在基礎工事中。工場は一部2階建て延べ床面積約9800㎡で主に油揚げを製造するが、従来副産物として飼料用に出していた「おから」も食品用の製品として出荷する予定。新工場が稼働すると全体の生産能力は現在の1・5倍になるが、完成後は、生産効率を高めた新工場を24時間体制でフル稼働し、既存の本社工場で生産を調整する。また油揚げの味付け工程は現在の太刀洗工場で行うが、将来的には新工場への移管も想定しているという。
大重社長は「今回おからも製品化するが、そのほかの新商品開発にも取り組み、裾野を広げたい。また先々にはAIなどの新技術も活用していきたい」と語っている。

2020年7月21日発行