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世界ラベルコンテストで最高位を受賞  丸信


欧州、北米などの印刷7団体が参加

食品向け包装資材の販売、シール・パッケージ印刷の㈱丸信(久留米市山川市ノ上町、平木洋二社長)は6月26日、全日本シール印刷協同組合連合会など世界シールラベル印刷6団体が参加する「2019年度世界ラベルコンテスト」の複合ワインラベル部門で最高位を受賞した。
これは、欧州ラベル印刷団体FINATの提唱で、1989年から年に一度開催しているもの。同社は国内大会6年連続で入賞しており、国内入賞作品が出品される世界大会でも4度の受賞歴がある。今回の作品は純米吟醸「若竹屋」のラベルで、最高位「ベストオブザベスト」の受賞は初。九州企業として初めての受賞となった。日本のほか、欧州、北米、豪州、インド、ニュージーランド、中国の7団体が参加し、22のカテゴリー別に審査される。日本からは同社のほかに1作品が表彰されている。
同社では「さまざまな社内改革の成果が受賞につながった。引き続き印刷技術の向上をはじめとする従業員のスキル向上に取り組んでいく」と話している。
同社は1968年6月設立、資本金4500万円、従業員数500人、売上高92億3千万円(2020年2月期)。

2020年7月14日発行