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障害者のコロナ離職者をテレワークで技術育成  九州地理情報


福岡県の障害者雇用促進事業を受託

㈱ワールドホールディングス(以下WHD、伊井田栄吉会長兼社長)の連結子会社で、障害者を雇用し地理情報システム開発を手掛ける九州地理情報㈱(福岡市東区青葉2丁目、三舛善彦社長)は、福岡県が実施する障害のある求職者を対象にしたテレワークによる雇用促進事業を受託。事業を開始した。
事業は「令和2年度テレワークによる障がい者雇用促進のためのIT技術者の育成事業」。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、離職した障害者を対象に、30人を3カ月間雇用。テレワークで研修~実務、就職支援まで実施する。研修はワードやエクセルの基礎、応用、実務はパワーポイント資料の作成や会議録のテープ起こしなどを計画する。
九州地理情報は福岡県、福岡市、民間企業が出資し第3セクター方式による重度障害者多数雇用企業として1990年4月に設立。2008年にワールドホールディングス傘下になる。現在、従業員は93人で、そのうち障害者を58人雇用している。

2020年7月7日発行