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朝倉郡東峰村に古民家ゲストハウスとカフェ  (一社)竹棚田


棚田米など地元食材使った料理提供

棚田の景観保全などを目的に活動する(一社)竹棚田(朝倉郡東峰村、伊藤英紀代表理事)は7月11日、同村内に古民家ゲストハウスとカフェをオープンする。
同法人は、棚田景観保全を目的に2019年6月に設立。2019年にリニューアルした岩屋キャンプ場(同所)の運営などを手掛けており、今回新たな宿泊施設として空家の農家古民家を利用したゲストハウス「古民家ヴィラ あんたげ」と、田舎料理を食べられる飲食店「里山カフェ 棚田屋」をオープンするもの。
「古民家ヴィラ あんたげ」は木造平屋建てで、キッチンなども併設しており、自炊や屋外バーベキューも可能。予約すると、古処鶏(こしょどり)料理や地元しいたけ、こんにゃく料理、棚田米ごはんなど食事もつけることができる。宿泊料金は、基本料金が1組3万円と1人あたり5千円(小学生は1人2500円、未就学児無料)、別途宿泊税。
「里山カフェ 棚田屋」では、棚田米や地元野菜などを使用したランチプレートや、棚田米で作った玄米麺「おこめん」、ケーキセットなどを提供。金・土・日曜日営業で、時間は午前11時~午後3時。店舗面積は約20㎡で、席数は16席。竹棚田の吉岡和弘事務局長は「東峰村の棚田の美しい景色を味わっていただき、第二の故郷にしていただきたい」と話している。  同法人は2019年6月設立。棚田景観保全委員会、棚田まもり隊、(一社)SINKa、東峰村で構成している。

2020年7月7日発行