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目線誘導で移動できるVRシステムを開発  アイプラン


自宅で不動産内見が可能に

建設コンサルタント、不動産業の㈱アイプラン(福岡市中央区平尾2丁目、伊藤昌德社長)は5月、目線誘導で移動できるVRシステムを開発した。
主に不動産のVR内見に活用できるもの。一般的な360度VRシステムでは、移動の際に第三者がマウスなどで操作する必要があるが、同システムでは進行方向に表示される丸い印に目線を合わせることで映像内を移動できる。これにより部屋探しをする顧客は不動産の実店舗に行かないで自宅から1人で内覧が可能。また、VRゴーグルも貸し出しており、スマホをゴーグルに装着することでその場にいるような臨場感を体験できるという。
伊藤社長は「内見しない不動産屋として実績を伸ばしたい。今後も改良を続けていくと同時に、取り扱い物件数を増やしていきたい」と話している。
同社は2006年2月設立。資本金3400万円。従業員数27人。
伊藤社長はうきは市出身。1974年5月21日生まれの46歳。大分県立日田林工高校卒。趣味はゴルフ。

2020年6月30日発行