NEWS

巣ごもり需要で飲食料品は5・3%増  九州スーパー4月販売額


2カ月連続減少の831億円

九州経済産業局が6月8日に発表した2020年4月のスーパー販売額(速報値)は、九州内全店ベース(477店舗)で前年同月比4・9%減の831億円、2カ月連続の減少となった。
飲食料品に動きが見られたものの、衣料品や化粧品の動きが鈍かったことなどから全体では2カ月連続で前年を下回った。商品項目別としては、「衣料品」は入学式などハレの日需要の減少などで婦人服を中心に動きが鈍く7カ月連続で前年を下回る7・6%減の52億円。「飲食料品」では新型コロナウイルスによる巣ごもり需要などで生鮮食品を中心に全般的に好調に推移、6カ月連続で前年を上回る5・3%増の559億円。「その他」では、衛生用品や医薬品等に動きが見られたが、化粧品等の動きが鈍く2カ月連続で前年を下回る2・7%減の220億円だった。

表はこちらから。

2020年6月23日発行