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中国でのネット通販に本格参入  ミスターマックス・ホールディングス


8月に合弁会社設立

大手ディスカウントストア・㈱ミスターマックスを中核とする㈱福岡市東区松田1丁目、平野能章社長)は8月、インターネット通販システム開発のHailu (Hangzhou) Network Technology Co,.Ltd(中国浙江省、陳海波董事長)、㈱ハイランズ(東京都渋谷区、同社長)と中国上海市にインターネット通販の合弁会社「上海最高先生商貿易有限公司」を設立し、中国でのEC事業を本格スタートする。
ミスターマックスHDは「日常の暮らしの商品を毎日安く提供する総合ディスカウントストア」(同社)として日本での小売業を主軸に事業展開。さらに、海外における事業展開を今後の重要な成長戦略の一つとして捉えており、その中でも人口約14億人、ネット普及率が60%を超える中国のEC市場は持続的な成長余地が予測されることから本格参入を決めた。すでに前期から越境ECを通じ中国での販売実験をしていたが今回、本格的に事業を開始するに伴い、中国におけるEC事業の拠点として合弁会社を設立する。
上海最高先生商貿易有限公司の董事長には平野能生社長が就任。資本金は800万人民元(約1億2100万円※人民元=15・2円換算)。出資比率はミスターマックスHD60%、Hailu (Hangzhou) Network Technology Co,.Ltd25%、ハイランズ15%。決算期は12月。7月に契約を締結し、8月事業開始を予定している。同社では「当社グループ日本で培った商品開発および商品供給ノウハウとHailu (Hangzhou)Network Technology Co,.Ltd 、ハイラインズがもつ中国での販売・マーケティング機能を融合させることで、中国国内における生活必需品販売のマーケットを獲得し、当社グループの企業価値向上を目指す」と話している。

2020年6月23日発行