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西シ銀保証付き私募債1億円を発行  セリア・ロイル


SDGs認証支援型

アイスクリームを製造販売する㈱セリア・ロイル(朝倉市小田、山内大助社長)は4月10日、西日本シティ銀行保証付きの私募債1億円を発行した。 第1回目の発行で期間は5年。同私募債はSDGs(持続可能な開発目標)認証支援型で、「子ども食堂」の運営を地域で支援するために、私募債発行金額の0・2%を同行が寄付する。発行企業に対しては公益財団法人九州経済調査協会によるSDGsへの取り組み状況の調査を踏まえ、同行が「SDGs認定証」を授与する。
SDGsは2015年9月の国連サミットにおいて採択された国際目標で、17のゴールと169のターゲットで構成されたもの。同社は地元の特産品を使用したデザートを地元の学校と連携して開発・提供しており、地産地消や子どもへの食育の推進などが評価され、「つくる責任 つかう責任」「貧困をなくそう」など6項目において認定を受けた。山内社長は「SDGsに関してはどうしても外部認証がほしかった。これを機に社内外で積極的に取り組みを発信していきたい」と話している。
同社は1989年1月設立。資本金9900万円。2019年12月期売上高は65億3800万円。従業員80人(パート・派遣除く)。山内社長は糟屋郡須恵町出身。1969年7月7日生まれの50歳。福岡大学工学部電子工学科卒。趣味は釣り。

2020年6月2日発行