NEWS

売上高は0・5%増の266億9400万円  RKB


コロナ影響で広告出稿のキャンセル相次ぐ

㈱RKB毎日ホールディングス(福岡市早良区百道浜2丁目、井上良次社長)の20年3月期連結決算は、売上高が前期比1・2%減の263億7900万円、経常利益が同15・8%減の16億6600万円で減収減益となった。
元号改正や消費増税、業務効率化に対応したITニーズの高まりで、システム関連が好調に推移したものの、下期での米中貿易摩擦による経済環境の悪化、インバウンド需要の冷え込み、消費増税に加え、新型コロナウィルス感染拡大に伴うテレビスポットの出稿キャンセルやイベントの中止が大きく影響し3期ぶりの減収となった。利益面も減収基調に伴い営業利益は15億3100万円(16・4%減)、当期純利益は10億7900万円(13・4%減)となった。
今期見込みは新型コロナウィルス感染症による影響で、現時点での算定が困難なため、業績予想は未定としている。

2020年6月2日発行