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中央区大名1丁目に産婦人科クリニック  産婦人科医師の中西貴子さん


メンタルヘルスにも注力

産婦人科医師の中西貴子さんは4月13日、福岡市中央区大名1丁目に産婦人科クリニックを開院した。
クリニック名は「テレサ福岡天神ウィメンズクリニック」。場所は国体道路沿いのイル・カセットビル6階。フロア面積は108㎡。スタッフ数は6人。ターゲットは学生や天神近辺に勤務するビジネスパーソン、買い物帰りの主婦層で、月間の来院数は50人を目指す。同院は中西医師が得意とする周産期医療の知見を生かし、妊娠初期から妊娠34週頃までの妊婦健診が対応可能。また、妊婦健診の施設と分娩施設を分けるセミオープンシステムを採用することで、同院が分娩の連携病院を紹介し、妊婦への安全な分娩環境を提供できるという。このほか、女性スタッフに限定し臨床心理士によるカウンセリングも実施する。今後は精神科の医師と連携し、さらにメンタルヘルスへの取り組みを強化する方針。
中西貴子院長は「産科や婦人科、メンタルヘルスの診療体制の拡充を図りつつ、思春期から周産期、壮年期まで3期にわたって来院できるクリニックづくりを目指していきたい」と話している。
中西貴子院長は北九州市出身。1976年7月12日生まれの43歳。九州大学大学院医学系学府医学科専攻博士課程卒。福岡赤十字病院(福岡市)や浜の町病院(同)、のぞえ総合心療病院(久留米市)に勤めていた。趣味は旅行、美術鑑賞。

2020年5月26日発行