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東京都の明治機械から太陽光発電所を購入 西部ガスグループのエネ・シード
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8カ所目の太陽光施設
西部ガスグループの再生エネルギー事業会社、エネ・シード㈱(福岡市博多区千代1丁目、有吉雅英社長)は4月30日、明治機械㈱(東京都千代田区、中尾俊哉)から「福岡市早良区重留太陽光発電所」を購入し運用を始めた。
場所は同区重留15番、九州経済産業局への名称変更手続き完了後に、「エネ・シード早良太陽光発電所」へ名称変更。発電規模は1・0MW。譲渡価格は非公表。西部ガスグループは2012年4月にエネ・シードを設立し、福岡県や長崎県で太陽光発電所7カ所、北九州市で風力発電所1カ所を運営し再生エネルギー事業に取り組んでおり、今回の早良太陽光発電所は8カ所目。太陽光発電の合計は34・4MWとなった。同グループでは「今後も天然ガスの普及拡大を図るとともに、再生可能エネルギーの普及にも努めて、低炭素社会の実現に貢献していく」と話している。
なお、同グループでは初の九州域外での再生可能エネルギー事業の展開として、愛媛県伊方町の佐多岬半島の高台で風力発電設備3基を備えた「エネ・シード伊方風力発電所」の建設を予定しており、今年末の完成後は年間発電量1500万kW(一般家庭約4千戸分)を予定している。
2020年5月26日発行