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20年3月期は増収減益  TOTO


新型コロナ影響は93億円減収、49億円減益

衛生陶器製造のTOTO(北九州市小倉北区中島2丁目、清田徳明社長)の2020年3月期連結決算は、売上高が前年比1・8%増の5964億9700万円、経常利益は同16・3%減の361億1100万円の増収減益だった。
営業利益は同8・5%減の367億6千万円、当期純利益は同27・2%減の235億8300万円だった。国内住設事業は、新型コロナウイルス感染拡大と消費増税反動減の影響はあったものの、消費増税駆け込み需要と価格改定効果により、新築、リモデル(増改築)ともに増収増益だった。海外住設事業は増収も為替影響で減益だった。
新型コロナウイルス感染拡大の影響は、売上高で93億円、営業利益で49億円をそれぞれ押し下げた。  今期業績予想は未定。

2020年5月26日発行