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新型コロナ長期化で医療用備品の輸入販売開始  愛しとーと


法人向けに適正価格で

健康食品、化粧品通販の㈱愛しとーと(那珂川市今光、中村浩之社長)は5月から医療用備品の輸入販売を開始した。
アジアを中心に8カ国の支店や現地法人をもち国内外での通販事業のノウハウを生かし、新型コロナウイルス感染拡大の長期化により、特に医療現場で不足する感染防護用資材などを海外工場から直接仕入れ、法人向けに適正価格で販売する。医療用防護服、医療用ガウン・マスクKN95、サージカルマスク、フェイスシールド、医療用の使い捨て帽子や靴カバーなどを医療機関や介護施設、保育事業者向けに優先して販売する。これら医療備品はイギリスをはじめとする各国医療認定機関が定めた基準をクリア、安全性も担保されていることもあり、すでに大阪や京都の医療機関から発注があるという。
また、一般向けにも5月1日から同社通販サイトで抗菌99%(AATCC100による試験地)、UVカット加工を採用した布マスク、3枚セット980円で販売開始した。同社では「需要と供給が追い付かない状況に価格高騰などの課題が上げられる。医療従事者の皆様をはじめ見えない敵と闘うあらゆる機関の方のサポートになれば」と話している。

2020年5月19日発行